「秋田で、東京の仕事をする」がコンセプト
自分の好きな場所で、一流のビジネスを担う

インタビュー相手

SCSKニアショアシステムズ株式会社
秋田開発部 沼田 若葉 さん
管理部人事課長 東田 将樹 さん

世界60カ国以上でグローバルにビジネス展開する住友商事グループの「中核IT企業」であるSCSKグループ。グループ各社が受注したITサービスのソフトウェア開発、保守を担うのが「SCSKニアショアシステムズ株式会社」です。国内12ヶ所の拠点の1つ「秋田開発センター(2020年開設)」での働き方を教えてもらいました。

SCSKニアショアシステムズ株式会社 秋田開発センター 基本情報(2022年7月現在)
所在地 秋田県秋田市中通2-4-19  商工中金・第一生命秋田ビル 8F
設立 2001年5月
売上高(直近期)
従業員人数 22名(男性17名、女性5名)
企業紹介ページ https://digital.pref.akita.lg.jp/enterprise/44

地元秋田で、大都市圏の仕事を担当

沼田さんは入社2年目とのことですが、どんな業務を担当していますか?
システムエンジニアとして、主に小売業界の社内システムの開発を担当しています。学生時代は航空宇宙工学を専攻しており、情報系の専門知識を持っていたわけではありませんが、チームメンバーに支えられながら仕事を進めています。
入社前はパソコンとにらめっこして働くようなイメージを持っていましたが、実際は、チームメンバーとのコミュニケーションが必要です。チャット、WEB会議などを使って他拠点の社員ともコミュニケーションをとっています。自分の思いや考え、報告事項、相談内容等を伝える力に加えて、文章力も必要な仕事だと感じています。
どんなところにお仕事のやりがいを感じていますか?
秋田にいながら、誰もが知っている大手企業の大規模なシステム開発を手掛けることができることです。大学時代に、地元企業の課題について学生が解決アイデアを考えるという授業があり、企業の悩みを聞いて、実験を繰り返し、解決策を見つけていく過程がとても学びになりました。そのように秋田で働きたいと思っていたところ、当社に出会いました。企業の悩みに寄り添い、課題解決のためのシステムを開発する仕事が授業と重なり、就職を志望しました。
ロケットを作るサークルに入っていた時に、宇宙にロケットを飛ばすためのプログラミングをしている先輩を見てかっこいいと思ったのも大きいですね。

充実したスキル研修と、求める人物像

人事課の東田さんから、研修制度について教えてください。
入社後に共通して行う研修に、Javaプログラミング言語の習得や、アルゴリズムの基礎学習、チームで擬似システムを作る演習などがあります。その後はOJT 研修に移行し、先輩社員のサポートの下で業務をしてもらいます。分からないことを聞きやすいので、人それぞれのペースでじっくりレベルアップしていく仕組みが整っています。
学業に差し障りのない範囲で、入社前の内定者教育も行っています。幅広い業界知識が求められる基本情報処理技術者の資格取得に向けたカリキュラムなどをe-Learningで受けることができます。内定前に研修を行うことで、社会人になる前の不安解消やウォーミングアップになれば良いと思っています。
どんな人が御社に向いていると思いますか?
先ほどお話ししたようにとにかく研修が充実しているので、応募段階では情報系の知識や経験を一番に求めていません。技術力はもちろん重要ですが、相手の求めていることを理解し、自分の意見をしっかり伝えられるコミュニケーション力や、チームワーク力がある人が向いていると思います。
また、主体性を持って積極的に動ける人は視野が広がるので社内でも活躍しています。
そのような力を身につけるには、学生時代に1つのことをやり切る経験が大事だと思います。その過程で、いろんな人にアイデアをもらったり、情報を連携したり、先輩の助けを借りたりする「人と関わる力」を養ってほしいと思います。

働きやすさを追求する職場に、“秋田愛”を求む!

働きやすさの面でも多くの取り組みがあると聞いています。東田さんから、どのような制度があるか教えてください。
当社は、コアタイムがないスーパーフレックス制勤務です。また、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリットな働き方を推進しています。大雪・豪雨の時や仕事の効率性の観点から、以前から在宅勤務者はおりましたが、コロナ禍をきっかけに在宅勤務の比率は上がりました。沼田さんも今は週3日は在宅勤務です。
また、有給奨励日として飛び石連休の時には事務所を閉めて全員で休んだり、有給休暇を使い切った後でも予期せぬ理由が生じた場合には、プラス5日間の有給が付与されるバックアップ休暇を取得するなど、社員が休みやすい仕組みを導入しています。オンとオフのメリハリをつけて働いてもらいたいという想いから、有給計画表を作ってスケジュール調整もしています。有給取得率も全社で96%ととても高い水準です。
他にも、男性の育休や、帰省と組み合わせての在宅勤務、多彩な働き方を実現するための副業制度も整っています。昨年7月にスタートした副業制度は、すでに数名実績があり、新人社員からもすでに4〜5名から副業申請が来ています。
最後に沼田さんから、ICTに関心を持つ方へのメッセージをお願いします。
私はデジタル分野について未経験で入社しましたが、チームのみなさんに優しく教えてもらいながら、いろんな仕事にチャレンジできています。未経験から始めた分、最初の頃に比べると、できるようになってきたことも多く、やりがいを持って働くことができています。
また、秋田にいながら、都市部のお客様や他拠点のメンバーなど様々な人と関わり、価値観や視野が広がる経験もしています。秋田愛に溢れる人に、ぜひ当社をおすすめしたいです!

東京と秋田の風景が繋がっているイラストが印象的