答えのない問いに答えをつくる仕事
テクノロジーであらゆる課題解決をサポート!
インタビュー相手
株式会社ストラテジーテック・コンサルティング
テクノロジーコンサルタント
野藤 傑 さん
東京都内にある本社のほか、デジタルイノベーションセンター弘前(青森県弘前市)を構える株式会社ストラテジーテック・コンサルティング。2022年8月、デジタルイノベーションセンター秋田を開設しました。今回は、秋田事業所に先駆けて開所した弘前事業所で、テクノロジーコンサルタントとして活躍する野藤さんにお話を伺いました。
株式会社ストラテジーテック・コンサルティング デジタルイノベーションセンター秋田 基本情報 | |
所在地 | 秋田県秋田市中通二丁目2-32 山二ビル7階 チャレンジオフィスあきた A7号室 |
設立 | 2022年8月 |
従業員人数 | 0名 ※今年度より採用開始(2023年6月現在) |
企業紹介ページ | https://digital.pref.akita.lg.jp/enterprise/179 |
お客様の課題を解決!テクノロジーコンサルタントの仕事とは?
- まず始めに、野藤さんの業務内容について教えてください。
- 私は現在「テクノロジーコンサルタント」として、DXの観点からテクノロジーの活用を検討されているお客様に対し、活用の事例や可能性、効果検証などをご提案しています。ビジネス上の課題を解決するためにどのようにテクノロジーを活用するのかについて、あらゆる面からサポートをしています。
- 入社の決め手は何だったのでしょう?
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前職では、首都圏と地元・弘前市でシステムエンジニアとして働いていました。その後、転職活動をしている中でストラテジーテック・コンサルティングと出会いました。最初は自分の経験を活かせるエンジニア職を希望して面接を受けましたが、「将来的にはコンサルティングにも関わりたい」と要望を伝えたところ、コンサルタントとして採用していただきました。
自分の想いの中で、転職における前提条件は2つありました。一つは、地元の弘前市で働くことができること。もう一つは、首都圏で働いていた時と同額の給与を得たいということです。二つともこの会社なら叶えることができますし、システムエンジニアの仕事を8年間もやっていたので、「もっと違う仕事をしてみたい。新しいことにチャレンジしたい!」という想いもあって、転職を決めました。
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オープンな空間で、オープンなコミュニケーションを
- 御社ではリモートワークの社員も多いとのことですが、社員同士のコミュニケーションは円滑ですか?
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チャットやオンライン会議などで日々連絡を取りあっていますし、対面での交流もあります。また、歳が近い人も多いのでコミュニケーションは活発ですよ。
加えて、社内で自分の担当している仕事をチェックしてもらう機会もあります。コンサルティング業界は経験者採用が多く、独り立ちしている人も多いことから、入社前はあまり指導はしてもらえないのではないかと思っていましたが、想像していたよりも細かくアドバイスをもらえています。一人でできる人はどんどん突き進んでいけますし、私のようにコンサルティング未経験の場合はチームで関わることができたり、将来自分が進みたい方向によって参画する案件を選択できたりする仕組みがあります。
物事を包み隠さずに話すなどオープンなコミュニケーションを好む人や、前向きな性格の人が多いので、自分の悪いところを指摘してもらえることもあり、業務を進める上で大変助かっています。最初はできないことを認識して落ち込むことがありましたが、率直に指摘をもらえる方が業務が早く進みますし、自分をどんどん成長させることができると思います。
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- 会社ではコワーキングスペースとしてオフィスを開放していると伺いましたが、いかがですか?
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私が勤める弘前事業所はコワーキングスペースを運営していて、他社の社員や学生もいる環境で仕事をしています。「ITをもっと青森に広めたい!」という社長の想いから、オープンな場所で仕事をする空間ができたのだと解釈しています。
また、テレワークも可能で、悪天候や感染症の不安がある場合、あるいは家庭の事情などの理由で、出社が難しい際は無理なく自宅で仕事に取り組むことができます。完全テレワークのため、全く出社しない人もいますよ。リモートワークを前提として事業所のレイアウトをデザインしているので、社員全員が出社したら入りきらないほどです。私自身は、仕事のメリハリをつけるために週2〜3日は出社しています。
日々勉強が必要な大変さと、世の中を学べるおもしろさ
- 仕事の苦労する点、おもしろい点を教えてください。
時間をかけて作った提案が、社内レビューやお客様への説明の場で良いリアクションをもらえなかった時は、自分にどんな能力が足りなかったのか見当をつけて、関連した本を読むなど、学習を続けています。
学習し続けることは大変ですが、一方でおもしろい点は、先進テクノロジーを起点に、将来世の中がどうなっていくかを学ぶことができるところです。権威のあるレポートや書籍を読んで情報を集めるなど、地道で根気のいるタスクもありますが、コツコツと調査をして示唆を導き出す作業は、日常や他の業種でも使えるスキルだと思っています。
- 最後に、IT企業への就職を考えている人へメッセージをお願いします。
IT企業の中にも様々な職種がありますが、中でもテクノロジーコンサルタントは、答えのない問いに対して答えをつくるとてもおもしろい仕事です。答えが1つだけではない中で、なぜその提案をしたのかを説明するために十分な調査が必要となるので、「自分が最後までやってやる!」というメンタリティを持つことが重要です。
大変なこともありますが、地方にいながら首都圏並みの給与水準で働ける会社はそんなに多くないと思いますし、学ぶことを楽しめる方はぜひ当社へ来ていただきたいと思います。