投稿日時:2023年09月29日
コンテンツ番号:588
医療・自治体・民間など幅広い層にサービス提供
情熱をもってシステム開発を推進!
インタビュー相手
山二システムサービス株式会社
業務統括本部
部長 髙橋 耕さん(左)
システム開発課
佐々木 孝太 さん(右)

山二システムサービス株式会社は、医療機関、公共自治体、民間企業向けのシステム開発から保守サポートまでを幅広く手掛ける独立系企業。同社は秋田に本社を構えながら全国に顧客を持ち、最先端かつ高品質のサービス提供を行なっています。システム開発に関わる若手社員が感じている、同社で働く魅力とは?
山二システムサービス株式会社 基本情報 | |
所在地 | 〒010-1427 秋田県秋田市仁井田新田2丁目16-13 |
設立 | 1976年1月 |
従業員人数 | 36名(2023年6月現在) |
企業紹介ページ | https://digital.pref.akita.lg.jp/enterprise/57 |
全国の顧客にサービス提供!
- まず始めに、御社の提供するソリューションについて教えてください。
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髙橋:我々は大きく二つの提供方法でソリューションを日本全国に展開しています。1つ目は、自社開発システムで、医療機関向けの「医事会計システムMedbright」、市町村向けの「空屋管理システム」「屋外広告物管理システム」です。日本全国に展開していますので、さまざまな地方の方々と接する機会も多く自前システムのIT導入という、ICT企業の業務の醍醐味を味わうことができます。
2つ目は、地域に根ざしたユーザ別システムソリューションです。弊社では、課題調査や企画段階からのコンサルティング、構想、開発、運用まで一貫して行うため、お客様に寄り添ったきめ細やかなソリューション提供ができます。
- 佐々木さんの業務内容はどのようなものですか?
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佐々木:私はシステム開発課に所属し、主に公共団体向けシステムの開発を担当しています。具体的には、チームリーダーがお客様からヒアリングした要望を、システムに反映していきます。1日を通してパソコンに向かう時間が多い一方で、チームでの打ち合わせも頻繁に行なっています。設計部と開発部でアイデアを出し合ったり、期日を決めて仕事を進め、定期的にチームミーティングをしたりするなど、状況を確認しながら作業を進めています。
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新入社員もすぐ実務へ。システム開発は面白い!
- 業務の困難なところ、面白いところを教えてください。
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佐々木:困難だと感じるのは、システムの使用感を快適にするだけでなく、後々のメンテナンスのしやすさを意識してシステムを作ることですね。学生の時に作っていたシステムは、自分が見て分かればそれでよかったのですが、お客様のために作るシステムは、誰が見ても分かりやすく簡潔なコードにして、メンテナンスも含めて使いやすくすることが大事です。
業務の面白いところは、元々何もなかったところに新しくシステムを作り上げていくことです。子どもの頃から積み木で物を作るのが好きで、どんどん形になるのが楽しいと感じる性分なので、就職活動では「すぐに開発に携われる企業」が絶対条件でした。なかなかそういう会社を見つけることができませんでしたが、山二システムサービスは「新入社員でも熱意があればすぐ開発に関われる」と言ってくださったので入社を決めました。他の社員も「開発大好き!楽しい!」というタイプが多いです。
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- 開発についてどのように勉強されているんですか?
- 佐々木:入社後すぐに2週間の外部研修があり、内容は社会人のマナーや最新技術に触れるなどの基礎的なものです。その後すぐにできる範囲の簡単な実務を任せてもらい、徐々に難易度が高い業務にも携わります。いきなり「実務」と聞くと驚かれる人もいるかもしれませんが、開発業務は、実際に業務をやってみなければ覚えることができないと思います。情報が得やすい時代なので、まずは自分で開発方法をいろいろと調べた後、何度か試作してみて、どうしても分からないことが出てきたら先輩に聞くようにしています。
- 自分が考えたアイデアがなぜ実現不可能なのか、深いところまで丁寧に教えてもらえるので、その知識を他の開発でも活かせています。良いコードを書けなくてやり直しになることもありますが、ミスをいつまでも気にしていても仕方がありませんので、気持ちを切り替えて日々パソコンに向かっています。
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働きやすく、やりたいことの実現が可能な職場
- 会社の雰囲気や働き方について教えてください。
佐々木:意思の疎通が最重要になる仕事なので、コミュニケーション力が高い人が多く、話しやすい雰囲気ですよ。休憩室で世間話をしたり、飲み会に行ったりするなど社員同士の交流もありますが、過度にプライベートに干渉したり、飲み会への参加を強制されたりするといったことはありません。
働き方については、融通が利くと感じています。システム開発は自宅でもできるので、チャットで連絡を取り合いながら支障なく業務を行うことができました。また、朝に用事がある時には時差出社も可能です。残業はほとんどありません。部署や職種によって差はありますが、繁忙期以外は基本的に定時退社しています。私の昨年の平均残業時間は月10時間もありませんでした。有給休暇や夏季休暇、年末年始休暇があって、休みに関してもとても充実しています。
- 最後に、ICT企業への就職を考えている人へのメッセージをお願いします。
髙橋:地方のICT企業は、開発工程を主な業務とする傾向にあります。しかし弊社では、企画・販売・運用保守までを一貫して自社で行っているため、若い頃は開発に携わり、その後は管理職や営業職として活躍する道もあれば、生涯を通じて開発のプロフェッショナルを目指すことも可能です。このように、将来のキャリアパスを幅広く描けるのが、弊社の特徴の一つです。
また、自分の関わったサービスを届けたお客様の顔が見えるということは、働く喜びにつながります。少しでもご興味のある方は、気軽にご連絡ください。