秋田で働きたい人求む!
NEC&JSR共同出資で設立したICT企業

インタビュー相手

JNシステムパートナーズ株式会社

秋田事業所 所長 今野 彰 さん

JNシステムパートナーズ株式会社は、スマホの液晶や半導体、試薬開発の事業などを手掛けるグローバル企業「JSR株式会社」と、そのグループ企業のICT業務をトータルでサポートしています。2021年に開設された秋田事業所での業務内容や、社内の雰囲気を伺いました。

JNシステムパートナーズ株式会社 基本情報
所在地 秋田県秋田市中通5-1-51  北都ビルディング 8階
設立 2013年5月
従業員人数

7名(2023年6月現在)

企業紹介ページ https://digital.pref.akita.lg.jp/enterprise/46

秋田から大手グローバル企業をサポート!

まず始めに、秋田事業所の特徴について教えてください。

秋田県にいながら、グローバル企業であるJSRとそのグループ企業のシステムに関する企画・提案から構築、運用・保守に至るまで、システムライフサイクルをトータルでサポートしている点です。

当社の取引先であるJSRとそのグループ企業は、秋田県内や東北には企業拠点を持っていません。しかし当社の秋田事業所では、地方で暮らしながら東京本社と同じ業務を担うことができます。10年に1度しかないような大規模なBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)を構築したり、グループ企業のシステム更新に関わるプロジェクトを運営したり、大きな案件にも携わることができます。

御社で働く魅力は、どういった点だと思いますか?
パソコンの調達から基幹システムの企画、最新のプログラミング言語やAIを使った事業など、幅広いテクノロジーを学べることはもちろん、事業を安定して継続的に受託できる点も魅力だと思っています。親会社がNECとJSRという大企業ですので、安定した環境で働き続けられるという安心感があります。
また、顧客が100%固定なので他社と競合することがなく、これまで築き上げてきた信頼関係を大事に、お客様とじっくりコミュニケーションを取りながら開発に向き合うことで、着実にスキルアップができます。

働きやすい環境をつくり、チームワークもアップ!

働きやすい環境づくりのために行なっていることを教えてください。

教育制度や福利厚生は、NECとJSRの双方のいいとこ取りができるので大企業並みに充実しています。社員のワークライフバランスを重視し、近年では特に有給消化率の向上を推進中です。「休める時は休む!」という社風と、「お互い様」の精神で休みを各自調整していますし、コロナ禍が明けて旅行に行くことができるようになったことなどもあり、有給の取得が増えてきました。

1時間単位で有給を取ることができるので、子どもの保育園への送り迎えが必要な際に使う人もいます。コアタイムなしのフレックス制度を導入しているため、朝早く仕事をして途中で抜けるといった働き方も可能です。ある程度融通が利くように制度を作っているので、自由な働き方が実現できますよ。

社員の方にも好評だという「テレワーク」について詳しく教えてください。

感染症対策をきっかけに2020年4月から正式導入したテレワークは、社員の9割以上が利用しています。テレワークをするのに手続きは必要ないので、前の日遅くまで頑張ったら翌日はテレワークにする、という使い方も可能です。むしろ出社する方が珍しいので、「出社します」宣言をしている人もいるほどです。内閣府主催『地方創生テレワーク推進運動 Action宣言』も行い、多様な働き方を積極的に進めています。

ただ、コロナ禍の収束とともに週1回は出社しようと決めているグループもいるんですよ。それは、コロナ禍に入社し、対面で会う機会が一度もないままだった新入社員を思っての行動です。対面で話をすることで、さらに仲良くなったと聞いていますよ。

出社時は、座席抽選システムに社員番号を入力して毎日ランダムに席を選びます

Aターン者大歓迎!

御社が求める人物像を教えてください。

弊社では、熱意とコミュニケーション力を最も重要視しています。「担当領域での第一人者を目指したい!」と自分から仕事を探し求める人はやはり社内で活躍していますし、顧客やパートナーと連携して進める仕事なので、協調性があり、コミュニケーションをとりながら働ける方はステップアップをしています。

研修が充実していますので、知識がないことは心配ありません。私自身も教育学部出身ですし、他の社員も文系が多いので、出身学部は重視していません。特定の顧客をしっかりとサポートし、自分の専門分野だけでなく、顧客の事業や業務にも興味を持って取り組むことができる人を求めています。

最後に、IT企業への就職を考えている人へメッセージをお願いします。

秋田事業所は、Aターン層のために立ち上げた拠点です。入社して最初の2〜3年は本社がある東京で実力をつけてもらいますが、その後は働きたい拠点(秋田、本社、四日市)を選ぶことができます。若いうちは都内で働き、家族ができた時など「戻りたい」と思ったタイミングに秋田で働く選択肢を選ぶことができるんです。

地方にいても首都圏並みの給与水準を得られて、同じように大きな案件にも携わることができ、パソコンの部品調達からプロジェクトマネージャーまで全部を経験できる、やりがいのある仕事です。テレワークなど新しい働き方で、地方にいながらグローバルな仕事に携わってみたい方は、ぜひご連絡ください!