地域社会の情報化と活性化に貢献!
多様なサービスを提供し、自己の成長を実感

インタビュー相手

ADK富士システム株式会社

地域情報ビジネス部地域情報ソリューション課 
八島すみれさん

企画部企画課・グループリーダー
加藤伸彦さん(採用担当)

地方自治体向け税外収入管理システム「FUSH」や、建設現場向けクラウドサービス「Site Eye」など、幅広い分野でソリューションを提案するADK富士システム株式会社。若手社員が感じているやりがいや、業務に必要なスキルの学び方とは?

ADK富士システム株式会社 基本情報
所在地 秋田県秋田市手形字山崎110-3
設立 1982年1月
従業員人数 120名(2023年6月末現在)
企業紹介ページ https://digital.pref.akita.lg.jp/enterprise/101

多岐にわたるソリューションを提供

まず始めに、御社の事業内容について教えてください。

加藤:当社は創業時から現在まで続く大手SIer(システムインテグレーター)向けの受託ソフトウェア開発で得たノウハウを活かし、様々な業種に向けたソリューションの提案・実現、ソフトウェア開発、クラウドサービス開発、AI開発など多岐に渡る事業を展開しています。特に、地方自治体の会計全般をサポートするシステム「FUSH」は高い評価を得ており、県内外の行政機関でご利用いただいています。

八島:私も現在担当しているお客様に「FUSH」を提供しています。パッケージそのままのご提供ではなく、使いたい機能・使わない機能をヒアリングして、お客様の要望に応えてカスタマイズを施しています。

八島さんが入社したきっかけは?
八島:就職活動中、ホームページに載っていた社長のメッセージを読み、「地域社会の情報化と活性化に貢献したい」という理念に共感したのがきっかけです。
私は出身である福島県の高専に通っていた時、授業でプログラミングを学んだことをきっかけにICT分野に興味を持ち始め、卒業研究でもシステムの開発を行いました。専攻は経営・経済でしたが、プログラミングの「目で見て分かる達成感」に魅力を感じ、のめり込んでいきました。

お客様の「喜びの声」が力になる

業務の困難なところ、やりがいを感じるところを教えてください。

八島:お客様が求めているものを正確に理解し、技術的に実現させる難しさを感じます。最初の打ち合わせで要望を聞き出すことができず、後から修正が入ることや、ソースコードの間違いを何度も見つけて落ち込んだこともあります。ただ、そんな時でも上司から怒られることはなく、逆にいろいろな解決策を教えてもらうことでスキルを身につけていくことができています。

また、お客様の期待に沿える製品を開発でき、「とても使いやすい」「業務効率化できた」と喜んでいただけた時は大きな達成感とやりがいを感じます。

加藤:この仕事はお客様の業務の効率化に貢献するのが使命なので、八島さんのように「助かったよ」という言葉にやりがいを感じることができる人はどんどん成長していくことができます。また、ICT業界は常に新しい技術が出てくるので、学習の仕方を自分なりに持って継続的に学んで行くことができる人は長続きしますし、向いていると思いますね。

八島さんは業務についてどのように勉強していますか?
八島:入社時の研修でプログラミング言語を学んだり、業務の過程で先輩からコードの書き方を学んだりできるほか、DX検定などの資格勉強もしています。しかし、プログラミングの知識や資格以上に重要なのは、お客様や社員としっかりコミュニケーションを取るスキルだと思います。
社内では、プロジェクトメンバーと業務確認や意見交換を毎日行うなど、話しやすい環境ができていますし、新人歓迎会や忘年会など、普段異なる事業所にいる社員とも交流する機会もあります。分からないこと・不安なことは悩まずに先輩や上長に相談することが、業務を進める上で一番勉強になります。

働きやすい職場で、自分の成長を感じられる仕事を

会社での働き方について詳しく教えてください。

八島:職種や部署によってある程度差がありますが、従業員全体の残業時間平均は月に13時間程度です。私も納期が重なるなどの理由で残業する日がありますが、それ以外の日は定時で帰っていますね。

また、福利厚生も充実していると感じています。当社は「健康経営宣言企業」として社員の健康づくりにも取り組んでおり、ウォーキングまたはスポーツジムで運動するとQUOカードをもらえる制度があります。一月で12万歩を歩くと、1,000円分のQUOカードが支給されるので、私も12万歩クリアに向けて毎月チャレンジしています。オフィスワークが多い中でも運動することで健康を保つことにもつながるため、お勧めです。

加藤:テレワークも申請すれば可能です。天候不良で電車が動かない時や、子育て関係の理由で使う人が多いですね。私自身もテレワークを時々使っています。

最後に、ICT企業への就職を考えている人へメッセージをお願いします。

八島:秋田の企業でありながら、県内外の仕事にも関わることができる会社です。1〜2年目でも大きな仕事に携わることができ、その度に自分の成長を感じられるのが魅力だと思っています。文系・理系は問いませんので、興味があればぜひお問い合わせください。

加藤:ICT業界は、ものづくりの業界です。大きな機械を扱う製造業と比べると、多くの人がパソコン、インターネットに日常的に触れている現代においては、業務で扱う機器という観点では、あと一歩踏み込むだけでものづくりにチャレンジできるという敷居の低さがあります。リモートでの説明会や対面・オンラインでのインターンシップも実施していますので、お試しで参加してみて、興味が出てきたらぜひICT業界へ!

2022年度版インタビューはこちら

  • 記事タイトル
    DXをキーワードに幅広いサービス展開を推進 適性・希望にあった部署で若手が活躍中
  • インタビュー相手
    DX戦略部 DX推進課 佐藤 翔太 さん
    企画部 企画課 加藤 伸彦 さん(採用担当)