投稿日時:2025年09月05日
コンテンツ番号:976

語り合いたくなる新オフィスで、自ら実践!
秋田の地域課題に寄り添う「人にやさしいデジタル」

インタビュー相手

リコージャパン株式会社 秋田支社

デジタルサービス推進部 部長 瀧田 雄一  さん

企業紹介ページ

瀧田さんのキャリアや担当業務について教えてください。

私は入社して34年目になります。宮城県出身で、最初は宮城リコーに入社し、その後会社がリコー東北、さらにリコージャパンへと統合され、全国規模の組織になりました。法人営業をはじめとして、営業支援業務、販売店の管理業務など、様々な業務・部署を経験しました。

現在私が所属する「デジタルサービス推進部」では、顧客の課題に対し、デジタルサービスを活用して、解決できるよう提案を行っています。顧客は民間企業から官公庁まで幅広く、リコー製品に限らず協業パートナーのソフトウェアやクラウドなども組み合わせて、お客様が新たな価値を創造できるよう支援しています。

御社の「人にやさしいデジタル」という言葉が印象的です。どのような意味が込められているのでしょうか

「システムにできることはシステムに任せ、人にしかできないことに集中できる環境を作ろう」という意味が込められています。特に秋田は人口減少や高齢化が進み、事業承継の難しさなども深刻です。業務の効率化を通じて、少人数でも持続可能な経営を実現するお手伝いができればと思っています。

弊社の支社長も「秋田は、最先端の課題がある地域。ここで成功した取り組みを全国に展開したい」と話しています。

秋田支社では新しいオフィスづくりにも取り組んでいるそうですね。
社員の声を集めながら、「KATARU-Labo(カタルラボ)」というコンセプトを掲げ、語り合いたくなる空間を目指して、2024年に新オフィスを建てました。名称は、秋田弁の「かだる=語る」が由来です。部署を越えた交流ができるフリーアドレス制にしたことで、パッと集まってミーティングをするようなフットワークの軽い働き方ができるようになりました。オフィスには自由にレイアウト変更できる執務室、集中ブース、小規模打合せスペースやセミナールームなどを備え、「こんな職場で働いてみたい」と言っていただける空間づくりに力を入れています。オフィスはLiveOfficeとして公開しており、お客様が毎日のように見学に訪れています。

全国展開しているリコージャパンならではの強みとは何でしょうか。

全国規模で業種別・業務別の課題解決事例が蓄積されている点は、大きな強みです。日本各地の成功事例は秋田でも活用できますし、逆に秋田の取り組みが他地域に広がることもあります。

社内制度や働き方の面でも、ライフイベントに応じて全国の拠点への転勤希望があればできる限り受け入れ、キャリアを中断せずに働き続けられるよう調整するようにしています。育児・介護との両立ができるよう、テレワークやシフト勤務、一時間単位での有給休暇の取得などの多様な働き方ができる環境も整っています

最後に、ICT企業への就職を考えている人へメッセージをお願いします。
私たちが大切にしているのは「“はたらく”に歓びを」という考え方です。全国に拠点があることで、柔軟な働き方ができますので、弊社に興味がある方は一緒に働きましょう。ICT業界は変化のスピードが早く、常に新しい技術や価値観に触れられる刺激的な環境であることも、大きな魅力ですよ!